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Identifier to cite or link to this item: https://hdl.handle.net/10086/22936

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Title
若年無業者のインターネット活用と学習行動－『社会生活基本調査』（2001年）を用いた検証－
ジャクネン ムギョウシャ ノ インターネット カツヨウ ト ガクシュウ コウドウ : シャカイ セイカツ キホン チョウサ 2001ネン オ モチイタ ケンショウ
Creator
Creator Name
玄田, 有史 玄田, 有史
Affiliation
Affiliation Name
東京大学
Creator Name
高橋, 主光 高橋, 主光
Affiliation
Affiliation Name
東京大学
Editor
Contributor Name
一橋大学経済研究所世代間問題研究機構 = Center for Intergenerational Studies, Institute of Economic Research, Hitotsubashi University
Abstract
本稿は『社会生活基本調査』（2001年）の匿名個票データを用いて、携帯電話やパーソナルコンピューター(PC)の普及過渡期における、若年無業者のインターネット活用状況と、それがもたらす学習行動への影響を実証分析した。その結果、家族と同居する20代・30代の未婚の若者の間では、世帯年収、年齢、学歴などの影響を制御しても尚、仕事を主にする就業者に比べ、無業者が携帯電話やPCを使用する確率は有意に低くなっていた。一方、対象を若年無業者に限定すると、情報の発信、収集、交換など、インターネットを多機能的に使いこなしていた人々ほど、仕事につくのを目的とした学習に取り組んでいたことも明らかとなった。さらにテレビゲームの愛好状況に着目し、インターネット使用と学習が同時決定の関係にある可能性を考慮しても尚、PC使用が学習を積極化させている事実を確認した。以上の事実は、2001年頃のインターネットの普及が、無業者間での就業の意思や行動に違いを生み出していたことを示唆している。
Publisher
Institute of Economic Research, Hitotsubashi University
Issued Date
2012-04
Language
Japanese(jpn)
Resource Type
technical report
Version Type
VoR
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Related Title
CIS Discussion paper series ; No. 553
Relation
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URI
  http://cis.ier.hit-u.ac.jp/Japanese/index.html
Number of Pages
27
Appears in Collections
CIS Discussion paper series
URL
https://hdl.handle.net/10086/22936