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Number of Access this item:892（2024-04-20 21:07 Counts）

Identifier to cite or link to this item: https://doi.org/10.15057/30750
Identifier to cite or link to this item: https://hdl.handle.net/10086/30750

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Title
紛争前後におけるシリア人日本語学習者の動機づけ変容 : 複線径路・等至性アプローチを用いて
Changes to the Motivation of Syrian Japanese Learners Before and After the Conflict: Using the Trajectory Equifinality Approach
Creator
Creator Name
中山, 裕子 中山, 裕子
Nakayama, Hiroko Nakayama, Hiroko
Affiliation
Affiliation Name
一橋大学
Key Word
動機づけ
孤立環境
紛争
複線径路・等至性モデル
Abstract
紛争という社会状況が学習に与える影響を明らかにすることを目的とし、シリア人日本語学習者3名にインタビュー調査を実施した。分析には、複線径路・等至性アプローチを用いた。その結果、紛争開始以前には日本語母語話者教師の授業や日本人との対面での交流の機会が動機づけの要因となっていたが、紛争後は日本人が退避し、それらの要因は存在しなくなった。その後は、シリア人学習者との交流やSNS上での日本人との交流が継続して学習動機づけの要因になっていることがわかった。また、紛争によって日本語学習を中断したものの、シリアの復興や、人道支援、シリアの紛争以外のイメージを日本人に伝えたい、といった新たな動機が生まれ、現在も学習を継続していることがわかった。
Description
Ｉ. 論文
Publisher
一橋大学国際教育交流センター
Issued Date
2019-07-31
Language
Japanese(jpn)
Resource Type
departmental bulletin paper
Version Type
VoR
selfDOI
10.15057/30750
NCID
AA12872099
Source Title
一橋大学国際教育交流センター紀要
Volume Number
1
Page Start
41
Page End
54
Appears in Collections
01号 (2019)
URL
https://hdl.handle.net/10086/30750