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Number of Access this item:1,212（2024-04-18 20:51 Counts）

Identifier to cite or link to this item: https://hdl.handle.net/10086/27985

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Title
日本語学習者グループと母語話者参加グループにおけるピア・レスポンス活動の相違―「役割としての支援」という観点から
Difference in peer response activity between groups with Japanese learners only and a group with a native speaker participant: From the viewpoint of role support
Creator
Creator Name
朴, 恵美 朴, 恵美
PARK, Hye Mi PARK, Hye Mi
Editor
Contributor Name
一橋日本語教育研究会
Key Word
ピア・レスポンス
協働学習
接触場面
談話
役割としての支援
Abstract
本稿は、日本語学習者のピア・レスポンス活動に日本語母語話者が参加した場合、ピア・レスポンス活動の談話にどのような影響を与えるかを、学習者のみのグループとの比較の中で明らかにしたものである。ピア・レスポンス活動には書き手と読み手がおり、それぞれの「役割」を担っている。ところが、書き手が「書き手の役割」を、読み手が「読み手の役割」を常に行うとは限らず、「役割」が交替したり別の「役割」を担ったりする。それを「役割としての支援」と呼び、その観点からピア・レスポンス活動の発話の分析を行った。その結果、母語話者参加グループでは、書き手である学習者が日本語の表現などを母語話者に質問したり確認したりする「読み手の役割」を担い、それに読み手である母語話者が「書き手の役割」で答えるという構図が見られた。母語話者参加グループでは、日本語の表現を中心に、母語話者から正確でわかりやすい説明を引き出せる長所がある一方、それが母語話者に対する過度の依存につながり、協働学習としての効果を減じる恐れもある。
Publisher
ココ出版
Issued Date
2015-03-28
Language
Japanese(jpn)
Resource Type
journal article
Version Type
VoR
NCID
AA12600535
Source Title
一橋日本語教育研究
Volume Number
3
Page Start
37
Page End
48
Appears in Collections
03号 (2015)
URL
https://hdl.handle.net/10086/27985